百人一首 第43番 権中納言敦忠

逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり

第43番 逢ひ見てののちの心にくらぶれば 昔は物を思はざりけり(権中納言敦忠)の読み札

読み札

むかしはものを
おもはざりけり

取り札

読み二字決まり

あひみてののちのこころにくらぶればむかしはものをおもはざりけり

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

逢って契りを交わした後の今の思いに比べれば、逢う前の物思いなど無いに等しかった。

恋人と契りを結んだ後のせつない思いに比べれば、それ以前の物思いなど無いも同然だった、と恋の深まりを詠んだ歌です。

決まり字は「あひ」の二字決まりです。「あ」までが同じ音で始まる歌がほかに15首あり(友札)、「あひ」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
権中納言敦忠(ごんちゅうなごんあつただ)
決まり字
あひ
出典
拾遺和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

藤原 敦忠(ふじわら の あつただ)は、平安時代前期から中期にかけての公卿・歌人。藤原北家、左大臣・藤原時平の三男。官位は従三位・権中納言。三十六歌仙の一人。小倉百人一首では権中納言敦忠。

出典: ウィキペディア 「藤原敦忠」(CC BY-SA 4.0)より抜粋