百人一首 第3番 柿本人麻呂

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む

第3番 あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む(柿本人麻呂)の読み札

読み札

ながながしよを
ひとりかもねむ

取り札

読み二字決まり

あしびきのやまどりのをのしだりをのながながしよをひとりかもねむ

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

山鳥の垂れ下がった尾のように長い長い秋の夜を、私はひとりで寝るのだろうか。

「あしびきの」は「山」を導く枕詞で、上の三句全体が「ながながし」を導く序詞になっています。山鳥は雄と雌が夜は峰を隔てて別々に寝るといわれ、長い尾に秋の夜長と独り寝の寂しさを重ねています。

決まり字は「あし」の二字決まりです。「あ」までが同じ音で始まる歌がほかに15首あり(友札)、「あし」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
決まり字
あし
出典
拾遺和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

柿本 人麻呂(かきのもと の ひとまろ、生年不詳 - 和銅元年〈708年〉頃)は、飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される。後世、山部赤人と共に歌聖と呼ばれ、称えられている。三十六歌仙の一人で、平安時代からは「人丸」と表記されることが多い。

出典: ウィキペディア 「柿本人麻呂」(CC BY-SA 4.0)より抜粋