百人一首 第1番 天智天皇
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ

読み札
わがころもでは
つゆにぬれつつ
取り札
歌の意味(現代語訳)
秋の田のほとりの仮小屋は、屋根を葺いた苫の目が粗いので、番をする私の袖は夜露に濡れてゆくばかりだ。
鑑賞のポイント
稲の番をする農民の苦労を、天皇が思いやった歌として伝えられてきました。「苫をあらみ」は「苫の編み目が粗いので」という意味です。万葉集の作者不明の歌がもとになったともいわれ、百人一首の巻頭を飾る一首です。
決まり字と友札
決まり字は「あきの」の三字決まりです。「あき」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「あきの」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。
- 第79番 秋風に たなびく雲の 絶え間より決まり字「あきか」
詠み人について
天智天皇(てんじてんのう / てんぢてんのう 、推古天皇34年〈626年〉- 天智天皇10年12月3日〈672年1月7日〉)は、日本の第38代天皇(在位:天智天皇7年1月3日〈668年2月20日〉- 天智天皇10年12月3日〈672年1月7日〉、※斉明天皇6年7月24日〈661年8月24日〉より称制)。
出典: ウィキペディア 「天智天皇」(CC BY-SA 4.0)より抜粋
百人一首のゆかりの歌人
- 第2番 持統天皇天智天皇と持統天皇は父と娘