百人一首 第2番 持統天皇
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山

読み札
ころもほすてふ
あまのかぐやま
取り札
歌の意味(現代語訳)
春が過ぎて夏が来たらしい。夏になると真っ白な衣を干すという、あの天の香具山に。
鑑賞のポイント
万葉集では「春過ぎて夏来たるらし白妙の衣干したり天の香具山」という形で、目の前の光景を詠んだ歌でした。後の時代に「けらし」「てふ」と伝え聞く形に改められて伝わっています。香具山は大和三山のひとつです。
決まり字と友札
決まり字は「はるす」の三字決まりです。「はる」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「はるす」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。
- 第67番 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に決まり字「はるの」
詠み人について
持統天皇(じとうてんのう、645年〈大化元年〉 - 703年1月13日〈大宝2年12月22日〉)は、日本の第41代天皇(在位:690年2月14日〈持統天皇4年1月1日〉 - 697年8月22日〈持統天皇11年8月1日〉)。
出典: ウィキペディア 「持統天皇」(CC BY-SA 4.0)より抜粋
百人一首のゆかりの歌人
- 第1番 天智天皇天智天皇と持統天皇は父と娘