百人一首 第45番 謙徳公

あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな

第45番 あはれともいふべき人は思ほえで 身のいたづらになりぬべきかな(謙徳公)の読み札

読み札

みのいたづらに
なりぬべきかな

取り札

読み三字決まり

あはれともいふべきひとはおもほえでみのいたづらになりぬべきかな

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

「気の毒に」と言ってくれる人も思い浮かばぬまま、私はむなしく死んでゆくのだろう。

つれなくなった恋人に贈った歌です。「かわいそうに」と言ってくれそうな人も思い浮かばず、このままむなしく死んでしまいそうだと訴えます。謙徳公は藤原伊尹のことで、藤原義孝の父です。

決まり字は「あはれ」の三字決まりです。「あは」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「あはれ」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
謙徳公(けんとくこう)
決まり字
あはれ
出典
拾遺和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

藤原 伊尹(ふじわら の これただ/これまさ、延長2年7月15日(924年8月18日) - 天禄3年11月1日(972年12月9日))は、平安時代中期の公卿・歌人。「伊尹(いいん)」は古代中国・殷の天乙が阿衡(あこう)に任じ、太甲を一時追放して摂政となった名臣の名である(「阿衡事件」を参照)。

出典: ウィキペディア 「藤原伊尹」(CC BY-SA 4.0)より抜粋

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