百人一首 第50番 藤原義孝

君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな

第50番 君がため惜しからざりし命さへ 長くもがなと思ひけるかな(藤原義孝)の読み札

読み札

ながくもがなと
おもひけるかな

取り札

読み六字決まり

きみがためをしからざりしいのちさへながくもがなとおもひけるかな

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

あなたのためなら惜しくないと思っていた命までも、逢えた今は長くあってほしいと思うようになった。

恋人のもとから帰った後に贈った歌です。逢うためなら惜しくないと思っていた命も、逢えた今は長くあってほしいと願う心の変化を詠みます。藤原義孝は若くして病で亡くなりました。謙徳公の子です。

決まり字は「きみがためを」の六字決まりです。「きみがため」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「きみがためを」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。六字目まで聞き分けなければならない「大山札」のひとつです。

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作者
藤原義孝(ふじわらのよしたか)
決まり字
きみがためを
出典
後拾遺和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

藤原 義孝(ふじわら の よしたか)は、平安時代中期の公家・歌人。藤原北家、摂政太政大臣・藤原伊尹の三男(または四男)。中古三十六歌仙の一人。子に三蹟の一人・藤原行成がいる。

出典: ウィキペディア 「藤原義孝」(CC BY-SA 4.0)より抜粋

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