百人一首 第51番 藤原実方朝臣

かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを

第51番 かくとだにえやはいぶきのさしも草 さしも知らじな燃ゆる思ひを(藤原実方朝臣)の読み札

読み札

さしもしらじな
もゆるおもひを

取り札

読み二字決まり

かくとだにえやはいぶきのさしもぐささしもしらじなもゆるおもひを

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

こんなに思っているとさえ言えない。伊吹山のさしも草のように燃える私の思いを、あなたは知るまい。

初めて恋心を打ち明けたときの歌です。「いぶき」に「言ふ」と地名の「伊吹」が掛けられ、伊吹山のさしも草(もぐさ)から「燃ゆる思ひ」へとつながります。

決まり字は「かく」の二字決まりです。「か」までが同じ音で始まる歌がほかに3首あり(友札)、「かく」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
藤原実方朝臣(ふじわらのさねかたあそん)
決まり字
かく
出典
後拾遺和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

藤原 実方(ふじわら の さねかた)は、平安時代中期の貴族・歌人。左大臣・藤原師尹の孫、侍従・藤原定時の子。官位は正四位下・左近衛中将。中古三十六歌仙の一人。

出典: ウィキペディア 「藤原実方」(CC BY-SA 4.0)より抜粋