百人一首 第98番 従二位家隆

風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける

第98番 風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける(従二位家隆)の読み札

読み札

みそぎぞなつの
しるしなりける

取り札

読み三字決まり

かぜそよぐならのをがはのゆふぐれはみそぎぞなつのしるしなりける

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

風がそよぐならの小川の夕暮れは秋のようだが、みそぎが行われているのが、まだ夏である証なのだ。

上賀茂神社を流れるならの小川の夕暮れは、風がそよいで秋のように涼しいけれど、川辺で行われるみそぎ(夏越の祓)だけが、まだ夏であることのしるしだ、と詠んだ歌です。

決まり字は「かぜそ」の三字決まりです。「かぜ」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「かぜそ」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
従二位家隆(じゅにいいえたか)
決まり字
かぜそ
出典
新勅撰和歌集(夏)
テーマ
夏の歌

藤原 家隆(ふじわら の いえたか、保元3年〈1158年〉 - 嘉禎3年4月9日〈1237年5月5日〉)は、鎌倉時代初期の公卿・歌人。藤原北家良門流、権中納言・藤原光隆の次男。官位は従二位・宮内卿。法名は仏性。壬生二位と号する。初名は顕隆(あきたか)。『新古今和歌集』の撰者の一人。

出典: ウィキペディア 「藤原家隆 (従二位)」(CC BY-SA 4.0)より抜粋