百人一首 第48番 源重之

風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな

第48番 風をいたみ岩うつ波のおのれのみ くだけて物を思ふころかな(源重之)の読み札

読み札

くだけてものを
おもふころかな

取り札

読み三字決まり

かぜをいたみいはうつなみのおのれのみくだけてものをおもふころかな

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

風が激しいので岩に打ちつける波が砕けるように、私ひとりだけが心を砕いて物思いにふけるこの頃だ。

風が激しいので岩に打ちつけては砕ける波のように、自分だけが心を砕いて思い悩んでいる、という片思いの歌です。岩は動じない相手のたとえです。

決まり字は「かぜを」の三字決まりです。「かぜ」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「かぜを」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
源重之(みなもとのしげゆき)
決まり字
かぜを
出典
詞花和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

源 重之(みなもと の しげゆき)は、平安時代中期の貴族・歌人。清和源氏、上野太守・貞元親王の孫で、三河守・源兼信の子。伯父の参議・源兼忠の養子。官位は従五位下・筑前権守。三十六歌仙の一人。

出典: ウィキペディア 「源重之」(CC BY-SA 4.0)より抜粋