百人一首 第49番 大中臣能宣朝臣
みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ 物をこそ思へ

読み札
ひるはきえつつ
ものをこそおもへ
取り札
歌の意味(現代語訳)
御垣を守る衛士のたく火が夜は燃え昼は消えるように、私の恋の思いも夜は燃え、昼は消え入りそうになる。
鑑賞のポイント
宮中の門を守る衛士がたくかがり火が、夜は燃え昼は消えるように、恋の思いも夜は燃え上がり昼は消え入るように沈むと詠んだ歌です。大中臣能宣は伊勢大輔の祖父です。
決まり字と友札
決まり字は「みかき」の三字決まりです。「みか」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「みかき」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。
- 第27番 みかの原 わきて流るる いづみ川決まり字「みかの」
詠み人について
大中臣 能宣(おおなかとみ の よしのぶ)は、平安時代中期の貴族・歌人。神祇大副・大中臣頼基の子。官位は正四位下・祭主・神祇大副。三十六歌仙の一人。
出典: ウィキペディア 「大中臣能宣」(CC BY-SA 4.0)より抜粋
百人一首のゆかりの歌人
- 第61番 伊勢大輔大中臣能宣朝臣と伊勢大輔は祖父と孫