百人一首 第99番 後鳥羽院
人もをし 人も恨めし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は

読み札
よをおもふゆゑに
ものおもふみは
取り札
歌の意味(現代語訳)
人が愛しくもあり、恨めしくもある。この世をつまらないと思うがゆえに、あれこれ思い悩む私なのだ。
鑑賞のポイント
人を愛しく思い、また恨めしくも思う。この世をつまらなく思うがゆえに物思いをする我が身は、と詠んだ歌です。後鳥羽院はのちに承久の乱を起こし、隠岐に流されました。
決まり字と友札
決まり字は「ひとも」の三字決まりです。「ひと」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「ひとも」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。
- 第35番 人はいさ 心も知らず ふるさとは決まり字「ひとは」
詠み人について
後鳥羽天皇(ごとばてんのう、1180年8月6日〈治承4年7月14日〉- 1239年3月28日〈延応元年2月22日〉)は、日本の第82代天皇(在位:1183年9月8日〈寿永2年8月20日〉- 1198年2月18日〈建久9年1月11日〉)。諱は尊成(たかひら・たかなり)。 第80代・高倉天皇の第四皇子。
出典: ウィキペディア 「後鳥羽天皇」(CC BY-SA 4.0)より抜粋
百人一首のゆかりの歌人
- 第100番 順徳院後鳥羽院と順徳院は父と子