百人一首 第100番 順徳院
ももしきや 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり

読み札
なほあまりある
むかしなりけり
取り札
歌の意味(現代語訳)
宮中の古びた軒端に生えるしのぶ草を見るにつけ、いくら偲んでも偲びきれない、古き良き世であることよ。
鑑賞のポイント
宮中の古びた軒端に生えるしのぶ草を見るにつけても、しのんでもしのびきれない、朝廷が栄えた昔が思われる、と詠んだ歌です。順徳院は後鳥羽院の皇子で、承久の乱の後に佐渡へ流されました。百人一首を締めくくる一首です。
決まり字と友札
決まり字は「もも」の二字決まりです。「も」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「もも」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。
- 第66番 もろともに あはれと思へ 山桜決まり字「もろ」
詠み人について
順徳天皇(じゅんとくてんのう、旧字体: 順德天皇、1197年10月22日〈建久8年9月10日〉- 1242年10月7日〈仁治3年9月12日〉)は、日本の第84代天皇(在位:1210年12月12日〈承元4年11月25日〉- 1221年5月13日〈承久3年4月20日〉)。諱は守成(もりなり)。
出典: ウィキペディア 「順徳天皇」(CC BY-SA 4.0)より抜粋
百人一首のゆかりの歌人
- 第99番 後鳥羽院後鳥羽院と順徳院は父と子