百人一首 第42番 清原元輔
契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは

読み札
すゑのまつやま
なみこさじとは
取り札
歌の意味(現代語訳)
約束しましたね。互いに涙で濡れた袖を絞りながら、末の松山を波が越すことがないように、決して心変わりはしないと。
鑑賞のポイント
心変わりした女性に、ある男性に代わって詠んだ歌です。「末の松山」を波が越えることがないように、決して心変わりしないと涙ながらに誓い合ったのに、と恨みます。清原元輔は清少納言の父です。
決まり字と友札
決まり字は「ちぎりき」の四字決まりです。「ちぎり」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「ちぎりき」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。
- 第75番 契りおきし させもが露を 命にて決まり字「ちぎりお」
詠み人について
清原 元輔(きよはら の もとすけ)は、平安時代中期の貴族・歌人。内蔵允・清原深養父の孫で、下総守・清原春光の子。官位は従五位上・肥後守。娘に清少納言がいる。三十六歌仙の一人。
出典: ウィキペディア 「清原元輔」(CC BY-SA 4.0)より抜粋
百人一首のゆかりの歌人
- 第36番 清原深養父清原深養父と清原元輔は祖父と孫
- 第62番 清少納言清原元輔と清少納言は父と娘