百人一首 第41番 壬生忠見

恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか

第41番 恋すてふわが名はまだき立ちにけり 人知れずこそ思ひそめしか(壬生忠見)の読み札

読み札

ひとしれずこそ
おもひそめしか

取り札

読み二字決まり

こひすてふわがなはまだきたちにけりひとしれずこそおもひそめしか

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

恋をしているという私の噂がもう立ってしまった。誰にも知られぬよう、ひそかに思いはじめたばかりなのに。

天徳内裏歌合で平兼盛の「忍ぶれど」と競い、負けとなった歌です。人知れず思い始めたばかりなのに、もう恋の噂が立ってしまったと嘆きます。忠見は負けた落胆から病になったという伝説も残っています。

決まり字は「こひ」の二字決まりです。「こ」までが同じ音で始まる歌がほかに5首あり(友札)、「こひ」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

二字決まりの歌をすべて見る

作者
壬生忠見(みぶのただみ)
決まり字
こひ
出典
拾遺和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

壬生 忠見(みぶ の ただみ、生没年不詳)は、平安時代中期の歌人。右衛門府生・壬生忠岑の子。父・忠岑とともに三十六歌仙の一人に数えられる。

出典: ウィキペディア 「壬生忠見」(CC BY-SA 4.0)より抜粋

百人一首のゆかりの歌人