百人一首 第10番 蝉丸

これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関

第10番 これやこの行くも帰るも別れては 知るも知らぬも逢坂の関(蝉丸)の読み札

読み札

しるもしらぬも
あふさかのせき

取り札

読み二字決まり

これやこのゆくもかへるもわかれてはしるもしらぬもあふさかのせき

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

これがあの、行く人も帰る人も、知る人も知らぬ人も、別れてはまた出会うという逢坂の関なのだ。

逢坂の関は、都と近江の国の境にあった関所です。「行く・帰る」「知る・知らぬ」を対にしてリズムよく重ね、「逢坂」には「逢ふ」が掛けられています。人が出会い、別れていく場所を詠んだ一首です。

決まり字は「これ」の二字決まりです。「こ」までが同じ音で始まる歌がほかに5首あり(友札)、「これ」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
蝉丸(せみまる)
決まり字
これ
出典
後撰和歌集(雑)
テーマ
雑の歌

蝉丸(せみまる)は、平安時代前期の歌人。古くは「せみまろ」とも読む。

出典: ウィキペディア 「蝉丸」(CC BY-SA 4.0)より抜粋