百人一首 第9番 小野小町

花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに

第9番 花の色は移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに(小野小町)の読み札

読み札

わがみよにふる
ながめせしまに

取り札

読み三字決まり

はなのいろはうつりにけりないたづらにわがみよにふるながめせしまに

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

桜の色はむなしく色あせてしまった。長雨を眺めて物思いにふけるうちに、私の容色も衰えてしまった。

「ふる」に「経る」と「降る」、「ながめ」に「長雨」と「眺め(物思い)」が掛けられています。長雨で色あせた桜に、物思いにふけるうちに衰えた自分の容色を重ねた歌です。小野小町は六歌仙のひとりです。

決まり字は「はなの」の三字決まりです。「はな」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「はなの」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
小野小町(おののこまち)
決まり字
はなの
出典
古今和歌集(春)
テーマ
春の歌

小野 小町(おの の こまち、生没年不詳)は、平安時代前期9世紀頃の女流歌人。六歌仙、三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。

出典: ウィキペディア 「小野小町」(CC BY-SA 4.0)より抜粋