百人一首 第75番 藤原基俊

契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり

第75番 契りおきしさせもが露を命にて あはれ今年の秋もいぬめり(藤原基俊)の読み札

読み札

あはれことしの
あきもいぬめり

取り札

読み四字決まり

ちぎりおきしさせもがつゆをいのちにてあはれことしのあきもいぬめり

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

「頼りにせよ」と約束してくださった言葉を命綱にしてきたのに、ああ、今年の秋も空しく過ぎてゆくようだ。

息子の僧を法会の講師にしてほしいと藤原忠通に頼み、「させも草」の歌を引いて約束してもらったのに、今年の秋も選ばれずに過ぎてしまう、という恨みを詠んだ歌です。

決まり字は「ちぎりお」の四字決まりです。「ちぎり」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「ちぎりお」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
藤原基俊(ふじわらのもととし)
決まり字
ちぎりお
出典
千載和歌集(雑)
テーマ
雑の歌

藤原 基俊(ふじわら の もととし)は、平安時代後期の貴族・歌人・書家。藤原北家中御門流、右大臣・藤原俊家の四男。

出典: ウィキペディア 「藤原基俊」(CC BY-SA 4.0)より抜粋