百人一首の覚え方|決まり字「むすめふさほせ」から始める暗記のコツ
百首を頭から順番に覚えようとすると、途中で挫折しがちです。かるたで札を取れるようになりたいなら、歌の全文よりも先に「どの音が聞こえたら、どの下の句を取るか」を覚えるのが近道です。
この記事では、決まり字を軸にした覚え方を、取り組む順番に沿って紹介します。
1. 決まり字のしくみを知る
2. 一字決まり「むすめふさほせ」を覚える
3. 大山札(六字決まり)をペアで覚える
4. 二字決まりは「最初の音」でまとめる
二字決まりは42首と数が多いので、最初の音ごとにグループにして覚えます。特に「う」「し」「た」「つ」「も」「ゆ」で始まる歌は、すべて二字決まりです。この音が聞こえたら、2音目だけに集中すれば札を取れます。
一覧は二字決まりのページで、始まりの音ごとにまとめています。
5. 友札(まぎらわしい札)を聞き分ける
三字決まり・四字決まりは、同じ音で始まる友札どうしを並べて、違いが出る音に印をつけて覚えるのが効果的です。たとえば「あきの(秋の田の)」と「あきか(秋風に)」は、3音目の「の」と「か」で聞き分けます。
各歌のページには、その歌の友札を載せています。1首覚えたら、友札もあわせて確認しましょう。
6. 歌の意味と情景をイメージする
音だけで覚えた札も、歌の意味や詠まれた背景を知ると忘れにくくなります。紅葉の竜田川を詠んだ「ちはやぶる」、清少納言が機知で切り返した「夜をこめて」など、場面が思い浮かぶ歌から親しんでいくのもおすすめです。
テーマ別の歌では、春・夏・秋・冬・恋などのテーマごとに現代語訳つきで読めます。
7. ゲームでくり返し確かめる
覚えたかどうかは、実際に上の句から下の句を選んでみるのがいちばん確実です。百人一首道場の暗記ゲームでは、上の句が一文字ずつ表示され、4枚の取り札から正しい下の句を選びます。「決まり字で稽古」を選ぶと、一字決まりだけ、六字決まりだけのように字数を絞って練習できます。
暗記ゲームで稽古する