百人一首とは?成り立ち・歌人・歌の特徴をわかりやすく解説
百人一首(ひゃくにんいっしゅ)は、100人の歌人の和歌を一人一首ずつ選んで集めたものです。一般に「百人一首」といえば、鎌倉時代の歌人・藤原定家が選んだとされる「小倉百人一首」を指します。お正月のかるた遊びや、学校の授業で親しんだ人も多いでしょう。
誰が、いつ選んだのか
百人一首を選んだのは、鎌倉時代初期の歌人・藤原定家(ふじわらのさだいえ/ていか)とされています。定家の日記『明月記』には、文暦2年(1235年)に、息子の妻の父である宇都宮蓮生(頼綱)から頼まれ、蓮生が嵯峨に構えた山荘の障子に貼る色紙に、古来の歌人の歌を一首ずつ書いたことが記されています。これが百人一首のもとになったと考えられています。
定家もまた嵯峨の小倉山のふもとに山荘を持っていたことにちなんで、「小倉百人一首」と呼ばれるようになりました。定家自身の歌も97番「来ぬ人を」として入っています。
どんな歌が入っているのか
どんな人が選ばれているのか
かるたとしての百人一首
百人一首は、江戸時代にかるたとして広まり、お正月の遊びとして庶民にも親しまれるようになりました。
かるたには、歌の全文と作者の絵が描かれた読み札と、下の句だけがひらがなで書かれた取り札が100枚ずつあります。読み手が上の句から読み上げ、取り手は下の句の札を探して取ります。
明治時代には競技としてのルールが整えられ、現在は「競技かるた」として全国で大会が開かれています。毎年1月には、滋賀県の近江神宮で名人位・クイーン位を決める大会が行われます。遊び方はかるたの遊び方で紹介しています。