百人一首 第70番 良暹法師

さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ

第70番 さびしさに宿を立ち出でてながむれば いづこも同じ秋の夕暮れ(良暹法師)の読み札

読み札

いづこもおなじ
あきのゆふぐれ

取り札

読み一字決まり

さびしさにやどをたちいでてながむればいづこもおなじあきのゆふぐれ

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

寂しさに耐えかねて宿を出て眺めてみたが、どこも同じように寂しい秋の夕暮れであった。

寂しさに耐えかねて庵を出て眺めてみても、どこも同じように寂しい秋の夕暮れだった、と詠んだ歌です。百人一首には、同じく「秋の夕暮れ」で結ぶ寂蓮法師の歌(87番)もあります。

決まり字は「さ」の一字決まりです。「さ」の音で始まる歌は百人一首にこの一首しかないため、最初の一音が読まれた瞬間に取ることができます。

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作者
良暹法師(りょうぜんほうし)
決まり字
さ
出典
後拾遺和歌集(秋)
テーマ
秋の歌

良暹(りょうぜん、生没年不詳)は、平安時代中期の僧・歌人。 出自・経歴については不明であるが、比叡山(天台宗)の僧で祇園別当となり、その後大原に隠棲し、晩年は雲林院に住んだといわれている。一説では、康平年間(1058年 - 1065年)に68歳ぐらいで没したともいわれている。

出典: ウィキペディア 「良暹」(CC BY-SA 4.0)より抜粋