百人一首 第20番 元良親王

わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ

第20番 わびぬれば今はた同じ難波なる みをつくしても逢はむとぞ思ふ(元良親王)の読み札

読み札

みをつくしても
あはむとぞおもふ

取り札

読み二字決まり

わびぬればいまはたおなじなにはなるみをつくしてもあはむとぞおもふ

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

これほど思い悩んだ今となっては、身を滅ぼしても同じこと。難波の澪標ではないが、身を尽くしてもあなたに逢いたい。

宇多天皇の妃・京極御息所との恋が人に知られてしまった後に贈った歌です。「みをつくし」は水路の目印の「澪標」と「身を尽くし」の掛詞。身を滅ぼしてでも逢いたいという激しい恋を詠んでいます。

決まり字は「わび」の二字決まりです。「わ」までが同じ音で始まる歌がほかに6首あり(友札)、「わび」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

二字決まりの歌をすべて見る

作者
元良親王(もとよししんのう)
決まり字
わび
出典
後撰和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

元良親王(もとよししんのう)は、平安時代前期から中期にかけての皇族・歌人。陽成天皇の第一皇子。官位は三品・兵部卿。

出典: ウィキペディア 「元良親王」(CC BY-SA 4.0)より抜粋

百人一首のゆかりの歌人