百人一首 第54番 儀同三司母

忘れじの ゆく末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな

第54番 忘れじのゆく末まではかたければ 今日を限りの命ともがな(儀同三司母)の読み札

読み札

けふをかぎりの
いのちともがな

取り札

読み三字決まり

わすれじのゆくすゑまではかたければけふをかぎりのいのちともがな

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

「忘れまい」というお言葉が末永く続くとは限らないので、いっそ今日を限りの命であってほしい。

夫となる藤原道隆が通い始めた頃の歌です。「いつまでも忘れない」という言葉が将来まで続くとは限らないから、幸せな今日のうちに命が尽きてほしい、と詠みます。儀同三司(藤原伊周)の母、高階貴子の作です。

決まり字は「わすれ」の三字決まりです。「わす」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「わすれ」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
儀同三司母(ぎどうさんしのはは)
決まり字
わすれ
出典
新古今和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

高階 貴子(たかしなの きし / たかこ、生年不詳 - 長徳2年〈996年〉10月)は平安時代の女流歌人。女房三十六歌仙に数えられる。通称は高内侍(こうのないし)、または儀同三司母(ぎどうさんしのはは)。前者は女官名、後者は息子藤原伊周の官職(准大臣)の唐名(儀同三司)による。

出典: ウィキペディア 「高階貴子」(CC BY-SA 4.0)より抜粋

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