百人一首 第53番 右大将道綱母

嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る

第53番 嘆きつつひとり寝る夜の明くる間は いかに久しきものとかは知る(右大将道綱母)の読み札

読み札

いかにひさしき
ものとかはしる

取り札

読み三字決まり

なげきつつひとりぬるよのあくるまはいかにひさしきものとかはしる

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

嘆きながらひとりで寝る夜が明けるまでの間が、どれほど長いものか、あなたにはおわかりでしょうか。

夫の藤原兼家が訪ねてきても門を開けずにいたところ、「待ちくたびれた」と言われて返した歌です。ひとり嘆きながら夜明けを待つ時間がどれほど長いか、あなたにわかるだろうか、と問いかけます。作者は「蜻蛉日記」を書いた人物です。

決まり字は「なげき」の三字決まりです。「なげ」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「なげき」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
右大将道綱母(うだいしょうみちつなのはは)
決まり字
なげき
出典
拾遺和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

藤原道綱母(ふじわらのみちつな の はは)は、平安時代中期の歌人。『蜻蛉日記』の作者。藤原倫寧の娘。藤原道綱の母。

出典: ウィキペディア 「藤原道綱母」(CC BY-SA 4.0)より抜粋