百人一首 第55番 大納言公任

滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ

第55番 滝の音は絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞こえけれ(大納言公任)の読み札

読み札

なこそながれて
なほきこえけれ

取り札

読み二字決まり

たきのおとはたえてひさしくなりぬれどなこそながれてなほきこえけれ

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

滝の音は聞こえなくなって久しいけれど、その名声は今も流れ伝わって世に聞こえている。

嵯峨天皇の離宮の跡(のちの大覚寺)で、枯れてしまった滝を見て詠んだ歌です。滝の音は絶えて久しいが、その名声は今も流れ伝わっている、と詠みます。「滝」「流れ」「音」「聞こえ」が縁語です。藤原公任は藤原定頼の父です。

決まり字は「たき」の二字決まりです。「た」までが同じ音で始まる歌がほかに5首あり(友札)、「たき」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
大納言公任(だいなごんきんとう)
決まり字
たき
出典
拾遺和歌集(雑)
テーマ
雑の歌

藤原 公任(ふじわら の きんとう)は、平安時代中期の公卿・歌人。藤原北家小野宮流、関白太政大臣・藤原頼忠の長男。官位は正二位・権大納言。中古三十六歌仙の一人、百人一首では大納言公任、『和漢朗詠集』の撰者としても知られる。

出典: ウィキペディア 「藤原公任」(CC BY-SA 4.0)より抜粋

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