百人一首 第16番 中納言行平

立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む

第16番 立ち別れいなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば今帰り来む(中納言行平)の読み札

読み札

まつとしきかば
いまかへりこむ

取り札

読み二字決まり

たちわかれいなばのやまのみねにおふるまつとしきかばいまかへりこむ

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

お別れして因幡の山の峰に生える松ではないが、待っていると聞いたなら、すぐにでも帰って来よう。

因幡の国の国司として都を離れるときの別れの歌です。「いなば」に地名の「因幡」と「往なば(行ってしまったら)」、「まつ」に「松」と「待つ」が掛けられています。作者の在原行平は在原業平の兄です。

決まり字は「たち」の二字決まりです。「た」までが同じ音で始まる歌がほかに5首あり(友札)、「たち」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
中納言行平(ちゅうなごんゆきひら)
決まり字
たち
出典
古今和歌集(離別)

在原 行平(ありわら の ゆきひら)は、平安時代初期から前期にかけての公卿・歌人。平城天皇の第一皇子である弾正尹・阿保親王の次男(または三男)。官位は正三位・中納言。在中納言・在民部卿とも呼ばれた。小倉百人一首では中納言行平。

出典: ウィキペディア 「在原行平」(CC BY-SA 4.0)より抜粋

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