百人一首 第73番 前権中納言匡房

高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ

第73番 高砂の尾の上の桜咲きにけり 外山の霞立たずもあらなむ(前権中納言匡房)の読み札

読み札

とやまのかすみ
たたずもあらなむ

取り札

読み二字決まり

たかさごのをのへのさくらさきにけりとやまのかすみたたずもあらなむ

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

高砂の山の峰の桜が咲いた。里山の霞よ、どうか立たずにいておくれ。

遠くの高い山(尾の上)の桜が咲いたので、手前の山(外山)の霞よ、どうか立って桜を隠さないでほしい、と願う歌です。大江匡房は学者としても名高い人物です。

決まり字は「たか」の二字決まりです。「た」までが同じ音で始まる歌がほかに5首あり(友札)、「たか」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
前権中納言匡房(さきのごんちゅうなごんまさふさ)
決まり字
たか
出典
後拾遺和歌集(春)
テーマ
春の歌

大江 匡房(おおえ の まさふさ)は、平安時代後期の公卿、儒学者、歌人。大学頭・大江成衡の子。官位は正二位・権中納言。江帥(ごうのそつ)と号す。藤原伊房・藤原為房とともに白河朝の「三房」と称された。小倉百人一首では権中納言匡房。鎌倉幕府創建に功を成した大江広元は曾孫にあたる。

出典: ウィキペディア 「大江匡房」(CC BY-SA 4.0)より抜粋