百人一首 第72番 祐子内親王家紀伊

音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ

第72番 音に聞く高師の浜のあだ波は かけじや袖のぬれもこそすれ(祐子内親王家紀伊)の読み札

読み札

かけじやそでの
ぬれもこそすれ

取り札

読み二字決まり

おとにきくたかしのはまのあだなみはかけじやそでのぬれもこそすれ

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

評判の高い高師の浜のあだ波には心をかけまい。袖が濡れては困るように、浮気な人の噂で泣かされてはたまらない。

恋文を題材にした歌合で、藤原俊忠の求愛の歌に返した歌です。浮気な波で有名な高師の浜のように、噂に聞くあなたの言葉には乗りません、袖が涙で濡れるから、と切り返します。

決まり字は「おと」の二字決まりです。「お」までが同じ音で始まる歌がほかに6首あり(友札)、「おと」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
祐子内親王家紀伊(ゆうしないしんのうけのきい)
決まり字
おと
出典
金葉和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

祐子内親王家紀伊(ゆうしないしんのうけのきい、生没年不詳)は、平安時代後期の女流歌人で、後朱雀天皇の皇女祐子内親王に仕えた女房。女房三十六歌仙の一人。一宮紀伊(いちのみやのきい)、紀伊君(きいのきみ)とも呼ばれる。

出典: ウィキペディア 「祐子内親王家紀伊」(CC BY-SA 4.0)より抜粋