百人一首 第60番 小式部内侍

大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立

第60番 大江山いく野の道の遠ければ まだふみもみず天の橋立(小式部内侍)の読み札

読み札

まだふみもみず
あまのはしだて

取り札

読み三字決まり

おほえやまいくののみちのとほければまだふみもみずあまのはしだて

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

大江山を越え生野を通る道が遠いので、まだ天の橋立を踏んだことも、母からの文を見たこともありません。

母の和泉式部が丹後にいた頃、歌合に出る小式部内侍を藤原定頼が「母に代作を頼んだのか」とからかい、即座に返した歌です。「いく野」に地名の「生野」と「行く」、「ふみ」に「踏み」と「文(手紙)」が掛けられています。

決まり字は「おほえ」の三字決まりです。「おほ」までが同じ音で始まる歌がほかに2首あり(友札)、「おほえ」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
小式部内侍(こしきぶのないし)
決まり字
おほえ
出典
金葉和歌集(雑)
テーマ
雑の歌

小式部内侍(こしきぶ の ないし、生年不詳 - 万寿2年(1025年)11月没)は、平安時代中期の女流歌人。父は橘道貞、母は和泉式部。寛弘6年(1009年)頃より、母と共に彰子に出仕した。

出典: ウィキペディア 「小式部内侍」(CC BY-SA 4.0)より抜粋

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