百人一首 第5番 猿丸大夫

奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき

第5番 奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ秋は悲しき(猿丸大夫)の読み札

読み札

こゑきくときぞ
あきはかなしき

取り札

読み二字決まり

おくやまにもみぢふみわけなくしかのこゑきくときぞあきはかなしき

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

奥山で散り敷いた紅葉を踏み分けて鳴く鹿の声を聞くときこそ、秋の悲しさが身にしみる。

古今和歌集では「よみ人しらず」として載っている歌です。紅葉を踏み分けて鳴く鹿は、妻を求めて鳴く雄鹿。紅葉を踏み分けているのは鹿とも、山に入った人ともとれます。

決まり字は「おく」の二字決まりです。「お」までが同じ音で始まる歌がほかに6首あり(友札)、「おく」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
猿丸大夫(さるまるだゆう)
決まり字
おく
出典
古今和歌集(秋)
テーマ
秋の歌

猿丸大夫(さるまるのたいふ / さるまるだゆう)は、三十六歌仙の一人。生没年不明。「猿丸」は名、大夫とは五位以上の位階を得ている者の称。山背大兄王の三男とも言われており聖徳太子の子孫だったとされる。

出典: ウィキペディア 「猿丸大夫」(CC BY-SA 4.0)より抜粋