百人一首 第19番 伊勢

難波潟 短き蘆の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや

第19番 難波潟短き蘆のふしの間も 逢はでこの世を過ぐしてよとや(伊勢)の読み札

読み札

あはでこのよを
すぐしてよとや

取り札

読み四字決まり

なにはがたみじかきあしのふしのまもあはでこのよをすぐしてよとや

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

難波潟の短い蘆の、その節と節のあいだほどの短い間さえ逢わずに、この世を過ごせとおっしゃるのか。

難波潟に生える蘆の短い節と節の間を、ほんのわずかな時間のたとえにしています。「この世」の「世(よ)」には蘆の「節(よ)」が響き合い、少しの間も逢わずに過ごせというのかと相手に迫ります。

決まり字は「なにはが」の四字決まりです。「なには」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「なにはが」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
伊勢(いせ)
決まり字
なにはが
出典
新古今和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

伊勢 (いせ、872年(貞観14年)頃 - 938年(天慶元年)頃)は、平安時代の日本の女性歌人。三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人。藤原北家真夏流、伊勢守藤原継蔭の娘。伊勢の御(いせのご)、伊勢の御息所とも呼ばれた。

出典: ウィキペディア 「伊勢 (歌人)」(CC BY-SA 4.0)より抜粋