百人一首 第88番 皇嘉門院別当

難波江の 蘆のかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや 恋ひわたるべき

第88番 難波江の蘆のかりねのひとよゆゑ みをつくしてや恋ひわたるべき(皇嘉門院別当)の読み札

読み札

みをつくしてや
こひわたるべき

取り札

読み四字決まり

なにはえのあしのかりねのひとよゆゑみをつくしてやこひわたるべき

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

難波江の蘆の刈り根の一節のような、たった一夜の契りのために、身を尽くして恋い続けよというのか。

「旅の宿で逢う恋」を題に詠んだ歌です。「かりね」に「刈り根」と「仮寝」、「ひとよ」に「一節」と「一夜」、「みをつくし」に「澪標」と「身を尽くし」が掛けられ、難波江の蘆にちなむ言葉が重ねられています。

決まり字は「なにはえ」の四字決まりです。「なには」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「なにはえ」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
皇嘉門院別当(こうかもんいんのべっとう)
決まり字
なにはえ
出典
千載和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

皇嘉門院別当(こうかもんいんのべっとう:生没年不詳)は、平安時代末期の女流歌人。父は源俊隆。大蔵卿源師隆の孫にあたる。 崇徳天皇の中宮皇嘉門院藤原聖子(摂政藤原忠通の娘)に仕えた。

出典: ウィキペディア 「皇嘉門院別当」(CC BY-SA 4.0)より抜粋