百人一首 第94番 参議雅経

み吉野の 山の秋風 小夜更けて ふるさと寒く 衣うつなり

第94番 み吉野の山の秋風小夜更けて ふるさと寒く衣うつなり(参議雅経)の読み札

読み札

ふるさとさむく
ころもうつなり

取り札

読み二字決まり

みよしののやまのあきかぜさよふけてふるさとさむくころもうつなり

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

吉野の山に秋風が吹き、夜が更けてゆく。古き都の里に寒々と、衣を打つ砧の音が響いている。

吉野の山の秋風が吹き、夜も更けて、かつて都のあった里では寒々と衣を打つ音が聞こえる、と詠んだ歌です。坂上是則の「み吉野の山の白雪つもるらしふるさと寒くなりまさるなり」を本歌としています。

決まり字は「みよ」の二字決まりです。「み」までが同じ音で始まる歌がほかに4首あり(友札)、「みよ」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

二字決まりの歌をすべて見る

作者
参議雅経(さんぎまさつね)
決まり字
みよ
出典
新古今和歌集(秋)
テーマ
秋の歌

飛鳥井 雅経(あすかい まさつね、嘉応2年〈1170年〉 - 承久3年3月11日〈1221年4月5日〉)は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての公卿・歌人。刑部卿・難波頼経の次男。二条または明日香井を号す。官位は従三位・参議。飛鳥井家祖。小倉百人一首では参議雅経(さんぎ まさつね)。

出典: ウィキペディア 「飛鳥井雅経」(CC BY-SA 4.0)より抜粋