百人一首 第93番 鎌倉右大臣

世の中は 常にもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも

第93番 世の中は常にもがもな渚こぐ あまの小舟の綱手かなしも(鎌倉右大臣)の読み札

読み札

あまのをぶねの
つなでかなしも

取り札

読み五字決まり

よのなかはつねにもがもななぎさこぐあまのをぶねのつなでかなしも

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

世の中はいつまでも変わらずにあってほしい。渚を漕ぐ漁師の小舟が綱手を引く姿の、なんとしみじみと心にしみることか。

鎌倉幕府の三代将軍・源実朝の歌です。世の中がいつまでも変わらずにあってほしいと願いながら、渚を漕ぐ漁師の小舟が綱で引かれていく光景に心を動かされています。実朝は若くして暗殺されました。

決まり字は「よのなかは」の五字決まりです。「よのなか」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「よのなかは」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
鎌倉右大臣(かまくらのうだいじん)
決まり字
よのなかは
出典
新勅撰和歌集(羇旅)

源 実朝(みなもと の さねとも、旧字体: 源 實朝󠄁)は、鎌倉時代前期の鎌倉幕府第3代征夷大将軍(鎌倉殿)。 鎌倉幕府を開いた源頼朝の嫡出の次男として生まれ、兄の頼家が追放されると12歳で征夷大将軍に就く。政治は初め執権を務める北条氏などが主に執ったが、成長するにつれ関与を深めた。

出典: ウィキペディア 「源実朝」(CC BY-SA 4.0)より抜粋