百人一首 第83番 皇太后宮大夫俊成

世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

第83番 世の中よ道こそなけれ思ひ入る 山の奥にも鹿ぞ鳴くなる(皇太后宮大夫俊成)の読み札

読み札

やまのおくにも
しかぞなくなる

取り札

読み五字決まり

よのなかよみちこそなけれおもひいるやまのおくにもしかぞなくなる

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

この世に逃げ道などありはしない。思いつめて分け入った山の奥にも、鹿が悲しげに鳴いている。

つらい世の中から逃れようと山の奥に入っても、そこでも鹿が悲しげに鳴いている。世の中には逃れる道などないのだ、と詠んだ歌です。藤原俊成は藤原定家の父で、千載和歌集の撰者です。

決まり字は「よのなかよ」の五字決まりです。「よのなか」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「よのなかよ」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
皇太后宮大夫俊成(こうたいごうぐうのだいぶしゅんぜい)
決まり字
よのなかよ
出典
千載和歌集(雑)
テーマ
雑の歌

藤原 俊成(ふじわら の としなり)は、平安時代後期から鎌倉時代初期の公家・歌人。名は有職読みで「しゅんぜい」とも読む。藤原北家御子左流、権中納言・藤原俊忠の子。はじめ勧修寺流・藤原顕頼の猶子となり顕広(あきひろ)を名乗ったが、後に実家の御子左家に戻り、俊成と改名した。法名は釈阿。

出典: ウィキペディア 「藤原俊成」(CC BY-SA 4.0)より抜粋

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