百人一首 第85番 俊恵法師

夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり

第85番 夜もすがら物思ふころは明けやらで 閨のひまさへつれなかりけり(俊恵法師)の読み札

読み札

ねやのひまさへ
つれなかりけり

取り札

読み二字決まり

よもすがらものおもふころはあけやらでねやのひまさへつれなかりけり

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

一晩中物思いに沈むこの頃は、夜がなかなか明けきらず、寝室の隙間さえつれなく思われる。

女性の立場で詠んだ歌です。一晩中つれない人を思い悩んでいる夜は、なかなか明けず、寝室の戸のすき間までが無情に思える、と詠みます。俊恵法師は源俊頼の子です。

決まり字は「よも」の二字決まりです。「よ」までが同じ音で始まる歌がほかに3首あり(友札)、「よも」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
俊恵法師(しゅんえほうし)
決まり字
よも
出典
千載和歌集(恋)
テーマ
恋の歌

俊恵(しゅんえ、永久元年(1113年) - 建久2年(1191年)頃?)は、平安時代末期の僧・歌人。父は源俊頼。母は橘敦隆の娘。早くに東大寺の僧となり、俊恵法師とも呼ばれる。 十七歳のときに父と死別してから、約二十年もの間、作歌活動から遠ざかっていた。

出典: ウィキペディア 「俊恵」(CC BY-SA 4.0)より抜粋

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