百人一首 第33番 紀友則

ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ

第33番 ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ(紀友則)の読み札

読み札

しづごころなく
はなのちるらむ

取り札

読み二字決まり

ひさかたのひかりのどけきはるのひにしづごころなくはなのちるらむ

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

日の光がのどかな春の日に、どうして落ち着いた心もなく桜の花は散ってゆくのだろう。

「ひさかたの」は「光」を導く枕詞。こんなにのどかな春の日に、なぜ桜は落ち着いた心もなく散り急ぐのかと問いかけます。紀友則は紀貫之のいとこで、古今和歌集の撰者のひとりです。

決まり字は「ひさ」の二字決まりです。「ひ」までが同じ音で始まる歌がほかに2首あり(友札)、「ひさ」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
紀友則(きのとものり)
決まり字
ひさ
出典
古今和歌集(春)
テーマ
春の歌

紀 友則(き の とものり)は、平安時代前期の官人・歌人。宮内権少輔・紀有友(有朋)の子。官位は六位・大内記。三十六歌仙の一人。

出典: ウィキペディア 「紀友則」(CC BY-SA 4.0)より抜粋