百人一首 第32番 春道列樹

山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり

第32番 山川に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ紅葉なりけり(春道列樹)の読み札

読み札

ながれもあへぬ
もみぢなりけり

取り札

読み三字決まり

やまがはにかぜのかけたるしがらみはながれもあへぬもみぢなりけり

札の絵の出典: ウィキメディア・コモンズ(パブリックドメイン)

山あいの川に風がかけたしがらみは、流れきれずにたまった紅葉であったよ。

山の中の川に風がかけた「しがらみ(柵)」は、流れきれずにたまった紅葉だった、という見立ての歌です。志賀の山越えの途中で詠まれたとされます。

決まり字は「やまが」の三字決まりです。「やま」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「やまが」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。

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作者
春道列樹(はるみちのつらき)
決まり字
やまが
出典
古今和歌集(秋)
テーマ
秋の歌

春道 列樹(はるみち の つらき)は、平安時代前期の官人・歌人。主税頭(一説に雅楽頭)・春道新名の子。官位は従六位下壱岐守。

出典: ウィキペディア 「春道列樹」(CC BY-SA 4.0)より抜粋