百人一首 第28番 源宗于朝臣
山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば

読み札
ひとめもくさも
かれぬとおもへば
取り札
歌の意味(現代語訳)
山里は冬こそ寂しさがまさる。人の訪れも絶え、草も枯れてしまうと思うと。
鑑賞のポイント
「かれ」に、人が訪れなくなる「離れ」と、草が「枯れ」が掛けられています。人の足も途絶え、草も枯れた冬の山里の寂しさを詠んだ歌です。
決まり字と友札
決まり字は「やまざ」の三字決まりです。「やま」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「やまざ」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。
- 第32番 山川に 風のかけたる しがらみは決まり字「やまが」
詠み人について
源 宗于(みなもと の むねゆき)は、平安時代前期から中期にかけての貴族・歌人。光孝天皇の孫で、式部卿・是忠親王の子。官位は正四位下・右京大夫。三十六歌仙の一人。
出典: ウィキペディア 「源宗于」(CC BY-SA 4.0)より抜粋
百人一首のゆかりの歌人
- 第15番 光孝天皇光孝天皇と源宗于朝臣は祖父と孫