百人一首 第80番 待賢門院堀河
長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思へ

読み札
みだれてけさは
ものをこそおもへ
取り札
歌の意味(現代語訳)
末永く変わらぬかどうか、あなたの心はわからない。この黒髪が乱れるように、今朝の私の心も乱れている。
鑑賞のポイント
恋人と一夜を過ごした翌朝の歌です。末長く変わらないというあなたの心もわからず、寝乱れた黒髪のように心が乱れて思い悩む、と詠みます。「久安百首」の一首です。
決まり字と友札
決まり字は「ながか」の三字決まりです。「なが」までが同じ音で始まる歌がほかに1首あり(友札)、「ながか」まで聞いて初めてこの歌だと決まります。
- 第84番 ながらへば またこのごろや しのばれむ決まり字「ながら」
詠み人について
待賢門院堀河(たいけんもんいんのほりかわ、生没年不詳)は、平安時代後期の歌人。この女房名の前に前斎院六条(さきのさいいんのろくじょう)と呼ばれていた一時期もある。女房三十六歌仙・中古六歌仙の一人。父は神祇伯 源顕仲。姉妹に、顕仲卿女(重通妾)、大夫典侍、上西門院兵衛がいる。
出典: ウィキペディア 「待賢門院堀河」(CC BY-SA 4.0)より抜粋